ストローエビの作り方!図解で簡単、分りやすい!【ストローアート】【工作】
2018/ 08/ 23本日はストローエビの作り方をご紹介します。
ストローアートと呼ばれるもので、意外にリアルなエビが作れるんです。
分かりやすく図解で解説していますので、簡単にストローでエビが作れますよ!
キレイに作るポイントも書いていますので、是非作ってみてください!
ストローでエビが作れるなんて、初めて知った時は衝撃でしたね。
見た瞬間、スゴイリアルだな~って思ったんです。
で、作り方の動画を見てみると、
「あれ、これなら作れるんじゃね?」
と思い、やってみたら出来ました!
ちょっとしたコツを掴めば簡単に作れますし、慣れれば時間も掛かりません。
- 夏休みのお子様の工作
- お小遣いが少ないお父さんのお手軽ルアー
- TwitterやInstagramでの自慢用
など、色々と便利(?)な使い道が有ります
是非、親子で作ってくださいね♪
極力分かりやすく画像や文章で説明しているつもりですが、もし不明な点がございましたらコメント欄へお気軽にご記入ください。
ストローエビの材料、道具

・ストロー
今回はカットする目安を付けやすいので、3本の線がついたストローで説明します。
また、線があるのでエビの各部分のバランスなどが分かりやすいです。
硬いストローはやりづらいので、柔らかいストローをおすすめします。
慣れれば線の無い、いろんな色のストローで作ってみてくださいね。
・ハサミ
100均の普通のハサミを使用しましたが、ハサミ自体が厚いのでかなり切り辛いです。
出来ればデザインハサミのように、細工向きのハサミが良いですね。
一つ持っておけば、色々な細工物に使えるので便利ですよ。
こんなハサミ↓
Silky(シルキー)デザイン鋏 先細125mm
posted with カエレバ
ストローエビの作り方
ストローの長い方をカット(エビの触覚と胴体)
ストローの蛇腹から長い方をカットします。
エビの触覚と胴体部分の下準備ですね。
まず、ストローの蛇腹から長い方をぺったんこにします。
(ストローの2本の線を合わせてぺったんこにします。)
ここをきっちりとしておくと後の工程がやりやすいです。
そして、画像の①②の順番でストローの長い方を縦にカットします。
- ぺったんこにするときに合わせた線に沿ってカット。
(ストローを重なったままカットすることになります) - 広い方の折り目で開くようにカット。
まっすぐに蛇腹の付け根までしっかりとカットします。



カット後はこんな感じです。

ここまでの手順1
【ポイント】
- 線の有るストローとハサミを用意
- ストローの蛇腹から長い方をぺったんこにする。
- ストローを縦に割く感じでカットする。
(位置は画像参照)
【ポイント】
- ぺったんこにする時はストローの線をきっちり合わせる。
- まっすぐに、付け根までしっかりカットする。
カットしたストローを織り込む(エビの胴体)
エビの胴体部分を織り込んで作っていきます。
先ほど分割したストローの幅が広い方を織り込みます。
細くした方に巻き付けるように、くるんと結ぶ感じですね。
ねじれないように注意してください。


もう一方の幅の広い方も織り込みます。
同じように細くした方に、くるんと巻き付けて結ぶ感じです。
そして、先に織り込んでいる方に重ねるようにして引っ張ります。
すると、2本の折り込んだストローがキレイに重なるはずです。


↑こんな感じ
ここまでの手順2
【ポイント】
- 幅の広い方のストローを細い方に結び織る。
- もう一方の幅の広いストローも細い方に巻き付けて、先に巻いた広い方に重ねるように結び織る。
【ポイント】
- ねじれないように注意。
次に、織り込んだストローを折り上げます。
しっかりと引っ張りながら折り上げましょう。
そして、下の画像に示すように、折り上げた角を基点にストローの辺を合わせるように折り返します。
しっかりと折り目を付けることがポイントです。


折り返した後は、細い方にくるんと巻き付けます。
この時、折り目を掴んで織ると織り上がりがきれいです。
そして、先ほどの織り込みに重ねるようにして引っ張ります。


反対側も同様です。
折り上げたストローの角を基点に、辺を合わせるようにして折り返し、
細い方にくるんと巻き付けて、重ねながら引っ張ります。
しっかりとした折り目と掴んで巻き付けるのがポイントです。



さらに、もう一度繰り返します
手順とポイントは先ほど同じです。


形が出来たら、緩まないように引っ張りながら折り目を付けます。
下の折り目ラインを合わせて、きっちりとクセを付けるように折り目を付けます。

エビの胴体部分の出来上がりです。
ここまでの手順3
もう一度繰り返し
【ポイント】
- 織り込んだストローを折り上げる。
- 角を基点に、辺を合わせて折り返す。
- 細いストローに巻いて、に織り込んだストローに重ねて織り込む。
- 反対も角を基点に、辺を合わせて折り返す。
- 細いストローに巻いて、に織り込んだストローに重ねて織り込む。
もう一度繰り返し
- 織り込んだストローを折り上げる。
- 角を基点に、辺を合わせて折り返す。
- 細いストローに巻いて、に織り込んだストローに重ねて織り込む。
- 反対も角を基点に、辺を合わせて折り返す。
- 細いストローに巻いて、に織り込んだストローに重ねて織り込む。
- 緩まないように引っ張りながら折り目を付ける。
【ポイント】
- 折り目はしっかりと付ける。
- 巻き付ける時は折り目を掴む。
残った細い方のストローをカット(エビの触覚)
エビの触覚部分の作り方です。
織り込んだ方とは違う、細い方のストローを割くようにカットして形を作ります。
適度な長さにカットします。
その時、先端を尖らせるように斜めにカットしましょう。

残っている細いストローは折れて2枚重ねのようになっているはずです。
その2枚をまとめて割くようにカットします。
腹側(内側)の長い触覚の方を細く残すようにカットすると、触覚にリアリティーが出ます。
が、難しいです。(画像では結構太目ですねw)
根元まできっちりとカットしましょう。
ちなみに、細くてかなり切り辛いので、手を切らないように注意してください。
そして、背側(外側)の触覚の方を短くカットします。
これも、尖らせるように斜めにカットしましょう。



カット出来たら、エビの触覚部分を広げます。
ハサミで押し付けられているので、針などを使用すると切り目を広げやすいです。
背側も広げたら、半分の細さにカットします。
ここも根元までしっかりとカットしましょう。

触覚部分は親指と人差し指(又は中指)の爪で、はさんでシゴくとカールします。
根元の部分を中心にカールさせると、エビっぽくなります。
あまり力を入れてしまうとクルクルになってしまうので、軽い力ではさみましょう。

触覚の出来上がりです。
ここまでの手順3
【ポイント】
※細かい作業になるので、手を切らないように要注意!!!
- 細い方のストローを適度な長さにカット。
- 折り重なっている2枚ごと、割くようにカット。
- 背側の触覚部分を短くカット。
- 触覚部分を広げる。
- 背側の触覚部分の半分の細さにカット。
- 触覚を親指と人差し指(中指)の爪で挟んで扱いてカールさせる。
【ポイント】
※細かい作業になるので、手を切らないように要注意!!!
- 先端は尖らせるように斜めにカットする。
- 長い触覚の方は細い方がリアリティがでる。
- 広げる時は針などを使用するとやりやすい。
- 根元まできっちりカットする。
- 力を抜いてカールさせる。
- カールさせる時は根元を中心にするとエビっぽくなる。
短い方のストローをカット(エビの尻尾)
蛇腹より短い方のストローを、エビの尻尾の形にカットします。
蛇腹部分に少しだけ掛かるようにカットすると、エビのフォルムが出ます。
背中側からカットするとカットしやすいですよ。

尻尾の形が出来たら、背中側のとげをカットします。
エビの尻尾の真ん中のとんがったところですね。
重なっている部分をまとめてカットします。

爪で軽く扱いて尻尾を広げます。
尻尾が背中側でつながっていれば切っておきましょう。


ここまでの手順4
【ポイント】
- 蛇腹より短い方のストローを尻尾の形にカット。
- 背中側のトゲをカット。
- 爪で挟んで扱いて尻尾を広げる。
【ポイント】
- 尻尾は背中の方からカットすると切りやすい。
- 蛇腹に少し掛かるようにカットすると、エビのフォルムが出る。
- 開く時に尻尾が背中側でつながっていればカットして広げる。
織り込んで残ったストローをカット(エビの手足)
残りのストローで手足を作っていきます。
ここの作業は非常に細かい作業になるので、手を切らないように十分に注意してください。
また、手足を切り落としてしまうと、かなりショックです(笑)
ゆっくりと慎重に作業しましょう!
手足の関節部分に折り目を付け、手足の長さ分でカットします。
目安は、
- 胴体の1/2ほど上で折り返し
- 胴体1つ分下でカット
です。


手の部分のカットです。
ストローの線と端までの半分の所を目安に、割くようにカットします。
きっちりと根元までカットしてください。

足の部分の長さを短くします。
上の関節分と同じ長さでカットします。

足を作ります。
残りのストローを半分の幅にカットします。
(ストローの線が目安)
さらに半分の幅にカットします。
仕上げとして、手の爪の切り込みを入れてハサミの様になればOKです。


ここまでの手順5
【ポイント】
- 関節部分で折り、手足の長さでカット。
- 手の部分を幅カット。
- 足の長さでカット。
- 足部分を4分割に幅カット。
- 手の爪の切り込みを入れる。
【ポイント】
- 大変細かい作業なので、ゆっくり慎重に行う。
※ケガをしないように十分注意する! - 幅のカットをする時はきっちりと根元までカットする。
- 手足の長さのバランスに注意。
- ストローの線を利用してカットする。

これでストローエビの完成です。
今までのポイントを押さえながら作れば簡単に作れますよ(@・∀-)b
ストローエビのバリエーション
今回のエビはストローの色柄や長さ、細さまでの目安を書いています。
この目安を変えることで、いろいろなエビのバリエーションが出来ますよ。
例えば、
- 色柄は赤、柄無し
- 手を長く太く、成形時に突き上げる形に
- 尻尾を太めに
すると、ザリガニになります。
また、
- 色柄は透明
- 手を細く長く
すると、テナガエビに。
これは透明に赤スジのストローを使って作ったものです。

リアルなエビに近づいたでしょ?
大きさや蛇腹の長さなど、いろいろ試してみると面白いですよ^^
本記事での色柄や長さ、細さはあくまでも目安なので、自分流のストローエビを作ってくださいね!
番外:ストローエビをルアーにする
作ったストローエビはルアーとしても使えます。
ストローの色が豊富なので、天候や濁りに合わせて使えるのもメリットですねb
向いている仕掛けは?
一番向いているのは胴突きの仕掛けですね。
餌の代わりにルアーをチョン掛けする感じです。
ルアーというよりはワーム感覚でしょうか。
バス釣りのリグならダウンショットリグ(アンダーショットリグ)ですね。
ストローの蛇腹の部分に集魚剤やオキアミなんかを入れることが出来るので、一番のおすすめです。
他には、ブラクリ仕掛けなんかおすすめです。
テトラからの穴釣りで根魚を狙う釣り方ですね。
当然、持ちが良いので餌を付け直す手間が減りますよね。
手返しが良く、釣果アップ!なんてことも(笑)
向いている釣り方は?
真下に落として誘って釣る釣り方に一番向いています。
向いているというより基本的には、船や波止の堤防から真下に落とす釣り専用だと思ったほうが良いです。
ジグヘッドやテキサスなど、投げるルアー釣りも試しましたが、
- 飛距離が出ない
- エビルアーの姿勢が安定しない
- クルクル回って糸ヨレがヒドイ
など、デメリットが多かったのでおすすめしません。
本格的なルアーとして改造するなら良いですが、それなら手軽が売りのストローエビじゃなくて良いですもんね。
エビ以外にストローで作れるの?
実はこのストローで作るエビはストローアートとも呼ばれます。
ストローで作るアート作品ということですね。
当然、ストローアートと呼ばれるくらいですからエビ以外も作ることが出来ます。
ダンゴムシなどの難易度の低いものから、サソリや龍まで様々です。
これはストローアート作家のTAOさんの作品です。
-引用-「ストローアート作家のTAOさんFacebookページ」
す、スゴイですよね!
ストローアートは極めればかなり高度なアート作品です。
お気に召した方は、是非極めてくださいな^^
本日はここまで!
では!
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