洋風のつまみ細工をオーガンジーでやってみた!
2019/ 03/ 19今回はオーガンジーを使って洋風のつまみ細工をしてみました!
100均の材料と機材をメインに作っています。
写真と共にワンポイントをご紹介していますので是非ご覧ください。
これからつまみ細工を始めようかな~という方の参考になれば嬉しいです。
※説明不足なところも有りますので、不明な点はコメント欄にお願いします。
当方も初心者ですが、出来る限りの返答はさせていただきます!
以前、ヒ〇ナンデスでつまみ細工を見て少しかじっていたのですが、YOUTUBEで洋風のつまみ細工らしきブローチに惚れて作ってみました。
木工ボンドで取り付ける簡単つまみ細工よりも簡単にできそうだな~という、やっている人には非常に失礼な動機なんですけどねw
でやってみるとやっぱり難しかったですね(笑)
そんなこんなで出来上がった作品がコチラ。

初めてにしてはよくできているでしょ?
今回はこの洋風のつまみ細工が完成するまでをご紹介いたします。
センスのある人はYOUTUBEだけで出来るでしょうが、私みたいにそうでない人向けに、気を付けたことなんかも書いていますので、失敗する確率はぐ~んと減るはずですよ!
洋風のつまみ細工を作る道具と材料
いつ飽きるか分からないのであまりお金を掛けたくありません。
なので道具も材料もほぼ100均で揃えています。
本格的な道具はそれなりに出来るようになってからでいいかな~なんて思っているので、そのうち買うかもしれません(笑)

道具
道具は他の工作や手芸でも使えるように選んでいます。
それだけの為にコストを掛けるのは避けたかったんですよね…怒られるのでw
丸いカッターとハサミ
ロータリーカッターとでも言うんでしょうか。
丸い刃を転がして切るタイプのカッターですね。
私は100均のロータリーカッターですが、あまり切れ味は良くありません。
本格派ならコチラです。
clover クロバー ロータリーカッター 28mm
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普通のカッターは、切れ味が余程良くないと布地のものが切り辛いです。
しかしこのカッターだと切る時にグシャっとなりにくいんですね。
優れモノです。
ただ、リボンの場合はハサミの方が断然切りやすかったです。
生地の状況に合わせてカッターかハサミか使い分けましょう。
また作製途中でも、ハサミが必要です。
カッターだけでなく、ハサミも用意してくださいね。
カッティングマット
私は100均で売っている22.5cm×15cmのカッティングマットを2枚、裏でガムテープで止めて使っています。
つなぎ目だけガムテープで止めるのではなく、端の方の裏にも貼っています。
ガタガタする段差を作らない為ですね。
シワが出来ないように注意です。
ちなみに使わない時は、パタンと折って場所をとらずに収納できるので便利ですよb
アロマキャンドル
オーガンジーやサテンの生地を接着する時に使います。
熱で生地を溶かしてくっつけるやり方ですね。
普通のローソクの方が長持ちしますが、細いものが多いので安定しません。
なので安定させたいのと雰囲気を出したいので私はアロマキャンドルです(笑)
ピンセット
出来れば先が曲がっているモノとまっすぐのモノ、2本とも欲しいです。
どちらか1本でも出来ますが、加工のやり方によっては使い分け出来た方が便利ですよ。
意外と先の形だけでイライラすることが有りますから。
イライラすると作品にも影響が出ますからね。
100円でイライラ軽減できるならケチらないで両方用意した方が得策です。
グルーガンセット
手芸三種の神器の一つです(笑)
オーガンジーやサテンの生地と相性が良く、非常に接着しやすいです。
また色々な手芸や工作に使えるので、持っておいて損しないアイテムですね。
つまみ細工をしなくても持っておくべきです。
材料
なるべく手間のかからない材料を選んでいます。
下準備だけで時間を掛けてもアレですしね~
オーガンジーリボン
50㎜(5cm)幅のリボンです。
白は114cmでピッタリなので、余裕を持って150cm有れば良いでしょう。
ピンクは84cmでピッタリなので、100cmですね。
失敗した時のことを考えて、ピンク:白=2:3の比率の長さで適当に予備が有ればなお良しです。
私はSeria(セリア)で2mのリボンを購入しました。
ダイソーにもあるとは思うのですが、近くのお店には置いていなかったんです。
オーガンジーやサテンのリボンは幅広の物があまり置いていないので、無ければネットでまとめ買いする方が安いですね。
近所の手芸店では結構なお値段でした💦
オーガンジーリボン 50mm幅 約9m 全10色
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コサージュピン
洋風のつまみ細工の台座ですね。
髪飾り(ヘアゴム)で使うならクルミボタンが良いと思います。
大きさは30㎜位です。
100均でも置いていますが、ピンの部分が粗悪な商品もあるので気を付けてください。
付けてる最中に外れてピンが体に刺さるとか嫌ですからね(笑)
しっかりしたピンの商品を選びましょう。
アンティーク系のものより、普通で入っている個数の少な目のものが割と良い感じです。
(付けてみないと分かりませんが…)
もし安全な商品を選びたい方は、手芸店かネットで購入する時にお問い合わせするのも手ですよb
台座直径 30mm コサージュピン
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真ん中の飾り
チャームやビーズ、スワロフスキーなど、お好みで飾りを用意してください。
ちょっと豪華な感じだと、少々形が崩れてもそれなりに見えますよ(笑)
一番のお金の掛けどころですね!
ちなみに今回私が使ったのはチャームとスワロフスキーの組み合わせです。
近所の手芸屋さんで購入したので同じ商品ではありませんが、こんなイメージの透かしフラワーチャーム。
フラワー メタルチャーム 透かしパーツ
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これも同じ商品ではありませんがこんな感じの約10㎜のハート型スワロフスキー。
スワロフスキー ハート型 8.8×8mm
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他にもこんな感じでも良いかも知れません。
花 デコパーツ スワロフスキーのような輝き
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イメージを膨らませて、真ん中の飾りを考えるとすごく楽しいですよ♪
洋風のつまみ細工を接着する(炙る)時に注意すること
通常のつまみ細工との違いは材料や色合いが洋風なだけということです。
が、材料が違う為接着方法が違います。
ボンドやのりは一切使用せず、ローソクの火で接着面を溶かしてからくっつけるやり方です。
ちょっと炙って指で押さえれば簡単にくっつくんですね。
持ちづらいというか、炙りづらいので必ずピンセットで生地を挟んで作業しましょう。
で、簡単なのですが、何点か注意事項が有ります。
やけどに注意
炙ってすぐに指で押さえると、当然熱いです。
なので、炙ってワンテンポ待ってから押さえると良い感じです。
それでもちょっと熱いですけどね(笑)
また、ローソクの火を使うので、うっかりと体や服、髪の毛とかを焼かないようにしてください。
体を焼くと熱いと思いますよb
炙り過ぎに注意
オーガンジーもサテンも熱に弱く、熱で一瞬にして溶けて(焼けて)しまいます。
ですので、少しでも炙る時間を多くしてしまうと、予想以上に溶けてしまうんです。
特に1枚を炙るときは瞬間的に溶けるので要注意ですね。
ローソクの火の根本付近で炙る
ローソクの火の先端は温度が高く、また黒い”スス”が付いてしまいます。
予想外に溶けてしまったり、せっかくキレイな生地が黒くなってしまうんです。
特に黒いススが付いてしまうと、どれだけキレイな形で出来ても、見栄えが良くありません。
なので、ローソクの火の根本付近で炙るようにしましょう。
ただし、下過ぎると溶けたローソクが生地についてしまいこれまた汚くなってしまうので、コチラも要注意です。
洋風のつまみ細工を作る下準備
材料と道具が揃ったら、接着時の注意事項を守っていよいよ洋風のつまみ細工にチャレンジです!
洋風とは言えつまみ細工。
なので、材料も生地が違うだけで考え方はほぼ同じです。
ということは最初の工程も同じ。
まずは材料のカットやほつれ止めの下準備から始めましょう。
作りながら生地のカットなんかやってたら非効率極まりないですからね(笑)
では、正方形に切った生地を必要枚数用意します。

①オーガンジーリボン5cm幅をカットして以下を揃えます。
白色5cm角・・・18枚
ピンク色5cm角・・・12枚
②少し面倒ですが、5cm幅のリボンをカットして4cm角を作ります。
この時、Seria(セリア)のオーガンジーリボンは少し太めのフチが有るので、両側をカットして4cm幅にしましょう。
片側だけフチが残って美しくありませんからね。
白色4cm角・・・6枚
ピンク色4cm角・・・6枚
次に切った生地の端をほんの少しだけ炙ってほつれ止めをします。

画像より近づけてくださいね(笑)
この時、炙り過ぎないように注意です!
ローソクの火の根本付近をさ~っと通過させるように炙りましょう。
これで材料の下準備が完成です。
花びらを作る
この工程も通常のつまみ細工と同じで、まず花びらのパーツを作っていきます。
まずは、
白5cm角・・・6枚
ピンク5cm角・・・12枚
を使います。
①一度折って、先を炙って引っ付ける。
(画像の赤い丸のところ)
②もう一度折って、先を炙って引っ付ける。
(画像の黄色い丸のところ)

4枚重ねの三角形が計18枚できます。
③そのうちのピンク6枚をくるんと巻いて底の部分を少ししっかりと炙り、ガラスなどの平らな所に押し付けます。
(黄色の矢印部分です)

ピンセットでうまくつかんでから、丸めて炙ると良いです。
押し付ける目的は、少し小さくしたいからです。
丸めたものを切るのはかなり難しいですからね。
押さえつけて小さくしましょう。
④残りの三角形になったオーガンジーを内側ピンク、外側白にして重ねて折ります。
として、重なっている先を少しハサミでカットして切断面を揃え、炙って接着します。
裏側もガタガタになっているので、少しハサミでカットして炙ります。

⑤花びらっぽいのとくるんと巻いたのが出来るので、花びらっぽいやつの中に巻いたのを入れて裏側を炙ります。

これを計6セット作りましょう


つまみ細工なのに、洋風な仕上がりになっているでしょ?
花の周りの部分を作る
花の周りの飾り部分ですね。
これも花びらと同じように炙って接着し、形を作っていきます。
必要な材料は、残りの
白5cm角・・・12枚
白4cm角・・・6枚
ピンク4cm角・・・6枚
です。
まずは白4cm角とピンク4cm角を使います。
①二つ折りにして、先端を炙って接着。

②次に、ピンクを外側に、白を内側にして重ねて折り、

③それを今度はピンクが内側になるように、W型に折り返します。

④折った先端を少しカットして炙り、接着。
また、裏側も少しカットして整え、炙って接着します。
これを6セット作ります。


⑤次に白5cm角を2度折りして接着。

⑥細長く残るようにピンセットで挟み、接着した側をカットして、カット辺全体を炙って接着します。
これを12セット作ります。


⑦細長く作ったものの先端をピンセットで挟み、先ほど接着した辺をもう一度軽く炙ります。
そして、すぐにクルンと巻きしばらく待つと形を保ったままになるので、これを左右6セットづつ作ります。


⑧クルンと巻いた左右をグルーガンで接着し、その間にW型につまんだものをグルーガンで接着。
これを6セット作ると花の周りの部品が完成です。


巻き具合はお好みで変えても良いですが、全てのパーツの巻き具合は揃える方がキレイですよ。
洋風のつまみ細工を完成させる
各パーツが出来上がったので、あとはグルーガンで止めつけです。
まずは花を仕上げます。
①花びらのパーツの側面にグルーガンを付けて、一つづつ花びらを接着。
最後に輪っか状になるように接着します。

②花びら同士のスキマに花の周りの部品をグルーガンを付けて差し込みます。
形が出来るので、コサージュピンなどの台座にグルーガンで止め付けましょう。
③花の真ん中にグルーガンの樹脂を盛り、真ん中のパーツを装飾します。
今回はまずチャームを付け、真ん中の穴から少しグルーガンの樹脂が盛り上がるようにします。
この時、しっかりと位置を決めながら、十分に冷まして固めます。

④固まった真ん中のグルーガンの樹脂にグルーガンを押し付けると少し溶けるので、スワロフスキーを装飾します。

撮影用ブースで撮影して完成です!

ちなみにこの撮影用ブースも手作りです。
商品を撮影する時には欠かせないですね。
後日、撮影用ブースの作り方もご紹介しますね(⌒∇⌒)
洋風のつまみ細工を作ってみた!のまとめ
今回は洋風のつまみ細工にチャレンジしてみました。
気を付けることは
- やけど
- 黒ずみ
- 炙り過ぎ
程度で、簡単です。
通常のつまみ細工と違い、100均のリボンでお手軽な材料、
(通常のつまみ細工も100均の材料でできますが、リボン状ではないので、材料のカットが結構大変なんです…)
接着もローソクの火とグルーガンと、比較的お手軽な組み合わせで、
(木工用ボンドに比べて手が汚れないというのが最高でした!)
初心者でもかなりとっつきやすかったです。
小学校高学年くらいの女の子の夏休み工作なんかにもおすすめですね!
本当に簡単です!
是非試してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、この洋風のつまみ細工はこちらの動画を参考にアレンジしています。
本日はここまで!
では!
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